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2012年11月10日 キャリアShuka セミナー講師デビュー☆プロジェクト7期生チャリティセミナー 『あなたが生きた証を忘れない。命のリレー・家族の絆』

2012/11/10

キャリアShuka セミナー講師デビュー☆プロジェクトのチャリティセミナーでした。

 

前川あゆさんが立ち上げたセミナー講師の養成スクールである同プロジェクトも4年で7期を終えました。




今回は7期を修了されたみなさんによる自主開催イベント。

 

「セミナー講師デビュー☆プロジェクト」卒業生チームによる チャリティーセミナー

『あなたが生きた証を忘れない。命のリレー・家族の絆』

 

7期のみなさんのご尽力による、すばらしいイベントになりました。





私は4期でお世話になり、現在は講師としてお手伝いしておりますが、

今回は講演させていただく機会をいただきました。

 

テーマが命ということなので、いろいろ考えたのですが、私が20年来考えてきたこと、

取り組んできたことのまとめとして「環境問題と人の命の関係」についてテーマを考えました。

 

タイトルは

環境問題は誰のために考えることなのか?

〜我々の生活を支えてくれている遠い国の子供たち〜

私は大学にいたころ生態学という分野の研究をしていました。

 

特に自然の河川が自然である条件、生物の多様性を維持するための条件を科学的に解明する

というテーマでした。

 

しかし、そこには裏腹の問題があります。

自然の河川は「暴れる」のです。

 

それが川にとっては望ましい姿。

生物の多様性を支える「棲み場所の多様性」が保たれる。

ただ、川が暴れると人の命を脅かします。

 

人命を重視すれば自然はある程度破壊してでも護岸工事をしなくてはならない。

 

では環境を保全することと、人命を守ること

これは相反することなのか?

ずっと悩んできました。



そこに一つの風穴を開けてくれたのが、ボルネオ島のパーム油のプランテーションの問題。

洗剤の原料であるパーム油を作ろうとすると自然を破壊してしまうのです。

 

環境に良いものを作ろうとすると環境を破壊するというパラドックス。

だから、可能な範囲の自然環境を保全しようという取り組み。

(詳しくはこちらを是非ご覧ください→ http://www.bctj.jp/ )

 

これははじめは環境問題だと思っていました。

ゾウやオランウータンを守るための活動。



しかし、それだけではなかったのです。

プランテーションという労働環境には暗い闇が存在しています。

 

子供の人権が守られない、農薬がむちゃくちゃに使われる、必要以上に伐採が進む。

子供が不当に働かされ、人身売買があり、そして虐待がある。

 

こういう環境を改善するための活動が必要。

 

それがRSPO認証( http://www.wwf.or.jp/activities/resource/cat1305/rsportrs/ )を受けた商品を作り、それを市場で広めることでした。

 

今回のセミナーではそこに至る経緯をお話し、

事例として日本で初めてRSPO認証を受けたサラヤの製品をご提供させていただきました。




人も自然環境の一部である、という当たり前のことがなかなか理解できていなかったのですね。

多くの方々にご感想をいただき、このテーマを選んで良かったと思っています。

 

まずは事実を知ること。

知ることで行動を起こすきっかけになる。

 

我々は微力ではありますが無力ではない。

一歩の行動を起こしたいと思っています。

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