このご時世ですから、手を消毒するシーンがよくテレビやネットでも見受けられます。
それは良いのですが、その方法に問題あり・・・
そのポイント、「ここは外しちゃダメ!」というところを2分少々で語ってみました。
基本は手洗いのマニュアルと同じ手の動きをすると良いです。
それから消毒剤の量も大事ですね。
ポンプを最後までしっかり押すと、結構な量が出ます。
私も研修でお客様の会社に訪問すると、たいていは消毒剤が設置されているので使います。
するとよく「これ出すぎではないですか?」と訊かれます。
一見、消毒剤メーカーが儲けようと思ってたくさん出るように仕掛けているのでは?と思われるのですが、
そういうわけではありません(笑)。
WHOのガイドラインでもCDC(米国疾病予防センター)のガイドランでもこのあたりは重視されています。
せっかく消毒するのに効果がなければ台無し。
1mlのアルコールで消毒した場合と3mlのアルコールで消毒した場合では明確に違うという研究事例もあります。
なので、3ml程度は欲しいところ。
ポンプはそこを意識しています。
最近普及しているジェル剤の場合は2ml程度必要。
手指消毒も効果を発揮してナンボです!
↓拙著「洗浄と殺菌のはなし」がこの度3刷になりました!
自分でいうのもなんですが、お勧めです・・・汗