メルマガ「ビジネスは伝わってナンボ！」１５１号　
プレゼンの強化書が生まれた背景

みなさま、おはようございます。

スマートプレゼンの新名です。

出張先のホテルでM1を見ておりました師走の後半です。

漫才にはコミュニケーションの本質が詰まっております。

ツッコミは見ている人の代弁者。

すなわち共感の笑い。

生きた教材はあちこちに。

そんなこんなで今週もスタートです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

新刊書「プレゼンの強化書」のAmazonでの予約注文がスタートし、

見本も私の手元に到着いたしました。

ということで、本書を書くに至った裏話を少々。

これまで５冊（部下力・プレゼン・企画書提案書・洗浄と殺菌①②）執筆の機会をいただきました。

１冊目を出すときに、そこで売れなかったら二度とチャンスはない、と言われていました。

しかし、本を売るのは難しい。

大して売れたとは言えませんが、今回が６度目のチャンス。

ありがたい限りです。

きっかけは昨年の夏、東京で行われた出版企画のコンペでした。

出版企画の会は１５年前に初めて出たときから鍛えていただいたので、ある程度は空気を読みつつ、

他のコンテストと異なる出版の世界を意識しつつ、準備しました。

その時の企画は「交渉力」でした。

理由はこれまでの自分の本と被らず、研修での経験値が豊富にあってネタとして完成度の高いものだったので。

コンペでのプレゼン時間は３分。

使ってよいのはパワポ１枚。

ここはプレゼンのプロとして負けるわけにはいかないところでしたが、無事に通過はしました。

ご縁をいただいたかんき出版様から、研修講師としての実績も評価いただき、機会を得ました。

ただし、そのまま交渉力のテーマではむずかしいのでは？

という話になりました。

交渉に関する本はもちろん過去にも多く出ていますが、正直売れていないとのこと。

当然、出版社様としては「売れる」ことは非常に重要。

また、研修で売れる、ということと、本として売れることは全く別物。

それは私もこれまでの経験で強く感じていました。

大事なことはコンテンツとして交渉の話を含むことは良いけれど、本としてどのような切り口になるのか？

ですね。

そこでご助言をいただいたのが、研修講師としてのキャリアをしっかりと意識し、

かつプレゼンを軸として交渉・部下力・雑談などの派生コンテンツに展開しているど真ん中を書こうと。

それが最大の特徴であり、私が書く意味なのだと実感しました。

なので、プレゼンの本であることは当然ですが、そこから派生展開を一冊で全部味わえます。

プレゼンの準備、相手の分析手法、伝え方の工夫、話し方のトレーニング、資料との関連性、プレゼン実施後のアフターフォロー

というプロセス全体を描きつつ、意見が折り合わないときの交渉のノウハウ、雑談の定義と活用の仕方、組織内での巻き込み力（部下力）についてもしっかり書いています。

また、小説調のケーススタディもしっかり盛り込みました。

研修で言えば、５、６本くらいを一度に味わえるものとしました。

その軸はあくまで「プレゼン」です。

そうして「プレゼンの強化書」は生まれました。

過去の本ももちろん全力で書きましたが、今回の本の大きな特徴は研修での伝える経験値が大きく異なることだと自認しています。

この１０年で３０００本近い研修登壇を経験したことでノウハウが磨かれました。

是非、それをご賞味いただければと思っております。

2026年1月7日　新刊書「プレゼンの強化書」発売です！

↓Amazonの予約サイトはコチラから！

https://x.gd/NJt8a

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今週で仕事納めの方も多いかと思います。

毎年、納まっているのか、納めたことにしているのかは、

微妙な感じで仕上げておりますが、

私もしっかりと納められるようにがんばります。

研修はあと３つ。

よい仕事納めになりますことを！