みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
今週もお読みいただきありがとうございます!
雨が続いたあと、ここ数日は急激に夏の暑さがやってきましたね・・・
ちょうど全国の高校野球地方大会が本格的に始まったと同時に。
この暑さの中ですべきなのかどうか、ということ含めて、議論されることが増えてきました。
部活動の在り方含めて、未来をしっかり考える必要性がありそうですね。
何が大事なことなのか?本当に考えるべき「問い」はなんなのか?
本質が問われます。
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様々な研修を担当させていただいている中で、傾向として強くなってきているのが「年上部下」への対応です。
背景の一つとして、大企業では50代半ばで役職定年になることが一般的で、それまで部長職などだった方がラインから外れます。
それまでその下だった次長、課長クラスの方が昇格する。
ただ、50代半ばで引退するわけではなく、そこから10年近く在社されることも当たり前。
すると元上司のような方を時には部下に持つこともあるわけです。
もう一つの背景は人材の流動化が起こっていること。
転職はもはや当たり前。
大企業でもどんどんキャリア採用を行っています。
わかりやすいのは地方自治体の階層別研修(昇格タイミングや年次で決まっている研修)。
自治体では入庁(企業でいう入社)〇〇年目という数字は年齢にかかわらず厳密です。
すると例えば7年目研修であるなら、一般的には大卒者なら年齢は30歳くらい。
ただ、(すみません、あくまで主観です・・・)あきらかに異なる世代の方も多くおられます。
研修が進んでお互いに打ち解けてくると、「私、最初はメーカーで営業職だったんですよ」と教えていただけます。
すると上司だから年上、部下だから年下、なんていう前提自体が成り立ちません。
それは多様性の観点でも良いと思うのですが、一方で年下の上司にあたる人は気を遣います。
このあたりの関わり方の研修は今後より大事になってくるかもしれません。
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年上部下との対応でカギになってくると私が思っているのが、「職責」と「人生経験」を分けるということ。
私自身、サラリーマン人生の多くをこのテーマで悩んできました。
13年前に書きました「部下力のみがき方」にもそのエピソードがたくさん出てくるのですが、28歳の時に、
ほとんどが年上部下という異常な立場を経験しました。
最初は「職責」と「人生経験」をごちゃごちゃにしてしまっていました。
経験は大してないのに、職責が上だからあらゆることで上回らなければならない!
そう思っていました。
つまり部下と勝負しようと思ってしまっていたのです。
勝ち負けなんてないのに。
そもそも「人生経験」はその人固有のもの。
そして、それは尊重されるべきもの。
上回るもなにもあるはずがない。
この「人生経験」にしっかりとリスペクトすること。
その上で「職責」上の役割を毅然と発揮すること。
これが最大のポイントだと思っています。
このような状況にある方、あるいは近くにおられる方は考えていただくと良いと思います。
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今回のメルマガのテーマだけで研修、セミナーをすることはなかなかないのですが、年に一回だけやっております。
7月31日 京都商工会議所での京商ビジネススクールにて、
『年上の部下を活かすリーダーシップ』としてご提供いたします。
ご関心ある方は是非ご参加をご検討ください!
日時:2024年7月31日(水)9:30〜16:30
場所:京都経済センター(京都市下京区四条通室町東入)
※阪急「烏丸駅」、地下鉄「四条駅」下車 26番出口直結
詳細はコチラから!↓
https://www.kyo.or.jp/jinzai/seminar/a_general/sm_120370.html
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7月29日(月)の大阪での対面セミナー、ほぼ満席になってきましたが!懇親会のみのご参加も受け付けております!
もう間違いなく、面白い方が、是非ご紹介したい方が、たくさん参加されます!
セミナーのご案内はコチラから↓
https://www.smartpresen.com/contents_299.html
ではこの一週間、みまさまによき一週間となりますことを!
私は今週、来週と2週続けて沖縄での仕事です。
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