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ビジネスは伝わってナンボ!
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メルマガ「ビジネスは伝わってナンボ!」143号 
会議は3種類に分類できる

2025年10月27日(月)配信

みなさま、おはようございます。


スマートプレゼンの新名です。


急激に冷えてきましたね・・・


東京はさらに寒いとか?


大阪ではまだコートは着ていませんが、そろそろ衣替えしなきゃ、ですね。


と言いながら今週は沖縄出張です。


かりゆし用意して向かいます。


体調整えて、今週もしっかり頑張ってまいりたいと思います。


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先週は「常識は人間がつくるもの」というタイトルで、「常識なんて変わりますよね!」


というお話を書きました。


いつも読んでくださる読者の方からご感想をいただき、


「会議のところは、新名流に掘り下げよ!」


というリクエストをいただきましたので、今週はここを掘り下げたいと思います。


これは会議ファシリテーションの研修で常に申し上げていることですが、


会議には大きく分類して3つあると思っています。


・広げる会議


・決める会議


・伝える会議


もちろん、これらが複合的に合わさった会議もあります。


一番の問題は、ファシリテーターや参加者が


「今我々がやっている会議はこの中のどれなのか?」


を分かっているかどうかです。


私が見てきた多くの会議は(自分が仕切ってきた会議もそうですが・・・)、これが分かっていない。


だから、人によって目的が異なるので後で紛糾します。


「もっと議論の場が必要だ!」


という意見があがるのですが、その会議はそもそも伝達が目的だったりする。


「会議で若手が意見を言わない!」


と怒っている人がいますが、その人が意見をつぶしていたりする。


なので、まずは「今この時はどの会議をしているのか?」を明示することがファシリテーターの使命。


特に広げることが目的の場合は、時間を区切ってしまってよいので、その時間だけは絶対に否定しない。


否定しないだけではなく、肯定的な意見をあえて言う。


その空気を作って実践しないと意見は出てきません。


これは研修でも顕著に見られることですが、「この講師は否定しないな」と思ってもらって初めて意見が出ます。


そして、決めることが目的の場合はむやみに拡散させない。


特に必要なのは決める際の「判断基準」。


この判断基準が共有されていないと、好き嫌いや主観のぶつかり合いになってしまう。


すると声の大きい人の意見が採用されて、他の方々は不満を残す。


ここは交渉スキルでもありますね。


最後の伝えることが目的の会議。


報告会という会議も多く実施されていると思います。


ここで必須のスキルは「プレゼン力」。


限られた短い時間にいかに伝えることができるか?


そこが生命線。


会議の冒頭に「この会議はどの部類なのか?」を明言する。


そして、会議の種類が変わる際にはそれを明言する。


その際のルール(否定しない、や判断基準を明確にする、など)を共有する。


これらが会議で大切だなと常々思っております。


みなさまの組織の会議はいかがでしょうか?


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この時期は、来年度の準備のピークが重なる時期でもあります。


おかげさまで毎日何かの案件のお声がけをいただくので、


日程が次第に枯渇してまいります。


お声がけいただける場合は是非、お早めに!


今週も良き週になりますことを!

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