テレワークが急激に進み、私もできる限りテレワークにしようとしている今日この頃です。
打ち合わせ、場合によっては研修もオンラインで出来てしまうので。
そこで気づいたこと。画面を見ている時間が長く、かつ自分自身がフレームアウトしないようにすごく意識します。
結果的にめっちゃ肩凝る・・・
ま、ある方に言わせると、「それはあなたがデカいからです」ということらしいですが。。。
ただ、人と人の「距離」をここまで考えることはなかなかなかったかもしれません。
でもここは実は大事なことなのかなと思っています。
人と人はもともと異なるもの。
そこにはさまざまな距離がある。
物理的、心理的、専門的・・・
そして、人間とそれ以外の生物も。
もともと感染症は動物から由来して人間に広がります。
昔、人畜共通感染症のことを学んでいたころ、ある獣医師の先生に言われました。
「異なる生き物が接近しすぎることはそれだけリスクがあるのですよ」
なので本来はペットとの距離も意識すべき。
また、タイで鳥インフルエンザの調査をしていたころ。
あるタイのドクターに教えてもらいました。
「タイの農村部では、鶏を身近に感じて生活している。
鳥インフルで死んでしまった飼っていた鶏を抱いて泣いていた女の子に感染してしまった。」
ある東南アジアのマーケットでは、飲食店のとなりで、家畜用動物を販売している様子を見て、驚きました。
距離が近すぎるということは、ウイルスにはチャンスです。
それを提供するのか?コントロールするのか?
それは人間次第。
ウイルスは見えない敵かもしれないけれど、そのためには敵を知ること。
やつらにはやつらの戦略がある。
その戦略を知って対応しないと。
生態系を学生時代に学び、感染予防を会社員時代に学んだ身として、今それを強く感じます。
まずは「相手を研究せよ」
その上で考えなくては。