みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
7月も半ばになってようやくセミが鳴き始めましたね。
セミよりも夏が早く来た・・・
さすがに最近は良く知っているお客様の仕事が多いこともあり、
上着は失礼して、軽装で参っております。
今週と来週は沖縄にもうかがうので、こちらはかりゆしで!
今週もスタートでございます。
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昨日の日曜日に私の推しの劇団・WAOエンターテイメントの第十五回公演「どん!」の初日を観劇してまいりました。
WAOのことはこれまでもこのメルマガで何度か書いておりますが、今回も深く考えさせられました。
今回のテーマはWAOでは初めて拝見する戦争と関連したもの。
終戦後、復員するはずの花火職人だったお父さんが不慮の事故で亡くなり、帰還ならなったことから始まります。
お父さんの作った花火の再現を願い、後を継ぐ意思を持った息子。
しかし、勢い余って勝手に上げた花火で思わぬ悲劇が起こります。
花火の音や光が、まだ戦地での心の傷が癒えない元兵士、そして空襲の恐怖が記憶に新しい住民に新たなる恐怖を与えることに。
この消えない傷を負わせてしまうことが、戦争のまた一側面です。
司馬遼太郎の代表作の一つである「坂の上の雲」でも、NHKがドラマ化しましたが、このことは描かれています。
日露戦争での活躍が描かれる秋山真之。
しかし、彼もまた戦地で多くの部下や敵の死に遭遇したことから、帰国後、
「わしは人が死ぬ姿を見すぎた。ぼんさんになりたい。ぼんさんになって味方も敵もなく、祈りたい」という趣旨の言葉を吐きます。
これ、今のウクライナやガザ地区でも絶対に起こるはずです。
何十年も残るかもしれない。
この7月は毎年の仕事で嘉手納基地がある沖縄市に行きます。
その際に必ず行くことにしている、名物おばあが女将を務めておられるおでんやさん「おでん小町」。
それまでの一年間、自分なりに学んだ戦争に関すること、人に関することをおばあに聞いてもらい、論評してもらっています。
そのおばあですら、「言ってもわたしも戦後生まれだからねえ」と笑っておられるのを聞いてハッとしました。
御歳80歳(うちの親と同じ歳)。
そう、80歳の方でも戦後生まれです。
すると、先ほどのような傷を負った方が今、いかに少なくなっているか。
戦争がどれだけ後まで尾を引くものなのか?を語れる人が少なくなっているか。
それを改めて考えさせられます。
日本人はこの暑い夏の季節。
あらためてこのことを考えなくてはならないと思います。
所詮、文化も歴史も常識も人間が作ったもの。
環境問題も人間が生み出したもの。
それを「誰かが勝手にやった悪しき事」と思っているうちは所詮、他人事。
自分もその輪の中で生きていることを自覚して、それを受け止めつつも何ができるかを考えることで自分事になる。
今回も深いお題を提供してくださった磯部宗潤監督、ありがとうございました。
「どん!」は8月3日まで大阪心斎橋のアトリエアーサムで公演されています。
是非、お勧めです。
WAOエンターテイメント 「どん!」公式インスタグラム↓
https://www.instagram.com/p/DK_2F6mS23v/
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土曜日はラグビーの日本代表戦を拝見しに、神戸のノエビアスタジアムに行きました。
今回は日差しを避ける意味で屋根をクローズにして開催されましたが・・・
まったく風がなく、空調も効かないので蒸し風呂・・・
国際マッチを行うくらいのスタジアムなので、ここは是非、ダイキン工業様のご協力を得て、日本技術の威信にかけてでも涼しくした方が・・・
甲子園球場が涼しく感じるくらいでした。。
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