みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
2月も後半ですが、暖かい日だったり寒くなったりで体調管理がなかなか大変ですね。
さて、先週の仕事の中で、クライアントのプレゼンの構成から資料までをフィードバックする仕事がありました。
意外と社内で使っている言葉がまるで標準語のようになってしまっていることが多々あります。
特に他の会社や職場での勤務経験がない場合、社会人になって初めて入った職場がそこですから、そうなることは致し方ないことも。
ただ、プレゼン時に本当にそれが標準的な言葉なのか?を考えておく必要があります。
様々な会社や組織、あるいは業界に接していて出くわすわかりにくい言葉として、
・横文字、もしくはそれを省略した言葉
・日本語だけど特殊な表現、もしくはそれを省略した言葉
・一般的な言葉を特殊で限定的に使う言葉
があります。
横文字の言葉は浸透している場合は良いのですが、そうでない場合は危険。プレゼンの冒頭で言い換えておくほうが無難です。
例えば、「エビデンス」。使うところでは普通に使いますが、言い換え例として、「エビデンス、つまり証拠がちゃんとあるかどうか?ということですが、」のようなイメージ。
横文字の省略語は山ほど例があると思いますが、やっかいなのは業界が異なると全く指す意味が変わるということ。
ICTという言葉は一般的には「情報通信技術」の意味合いで使われる場合が多いと思いますが、前職時の私であればICTは「院内感染予防の対策チーム」のことでした。
なので、ここも先述のように念のために言い換えておく。
「ICT、いわゆる情報通信技術ですが」
という感じで。
日本語の省略語も同様のことが起こりますが、自治体の研修でよく出てくるのは、
「生保」ですね。
一般的には「生命保険」と受け取られることが多いですが、「生活保護」という場合にも使われます。
異なる言葉を想像されると、どんどん誤解が進んでしまう・・・
一般的な言葉を特殊な意味合いで使うという事例で、最初私がわからなかったのは
「ネコ」でした。
もちろんキャットのネコを想像しますが、建築業界では「手押しの一輪車」のことを指すそうです。
同じく建築業界では「建前」というと「棟上げ前までの工程」とのこと。
「本音と建て前」ではないのですね・・・
上記の言い換えを行うとともに、常に自分が使っている言葉が異業種で通じるかどうか?を検証しておくことも大切ですね。
ちなみに、言い換えをすると「そんなことはわかってるよ!」と怒る人もいるのでは?という質問をいただいたことがあります。
確かにそれもありえるので、そう思われないように、言い換え部分をことさら相手に伝えている風ではなく、さらっと独り言のように言っておくとあまり嫌味に聞こえないと思います。
ぜひ試してみてください!
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プレゼンテーションに関する講座はたくさんあり、それぞれに素晴らしいと思いますし、私も興味深いと思うものがたくさんあります。
すると、「自分が提供しているものは他のセミナーとどこが違うのか?」と考えます。
おそらく私のセミナーの特徴は資料だけに特化!でもなく、話し方に特化!でもないことだなと。
準備の仕方、資料作成、そしてそれをどう活用して伝えるか?
特に大勢を前にしたプレゼンだけではなく、打合せや商談にも使えるように。
そこを大事にしています。
3月25日(月)午後に実施させていただくオンラインセミナーもまさにその内容です。
ご関心ある方は優待価格もあるようなので、是非以下のサイトをご覧ください。
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?spage=special_24022
オンラインですから全国(海外も)どこからでも参加できますので。
あと半日は珍しいパターンです。終日が多いので。
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まだ気温が上がったり、下がったりすると思いますが、少しづつ春が近づいてくると思います。
野球好きにとっては楽しみな季節。
もし野球好きの方がおられましたが、良いご提案ができるかもしれませんので、一度ご連絡くださいませ!
みなさま、よき一週間になりますことを!
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