みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
12月も後半です。
街はクリスマス。
そのうちお正月。
こうして日本の年末は進んでいきます。
それもまた平和ですばらしきこと。
しかし、大掃除は自分でやらないと進まない・・・
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さて、研修をしておりますと、自責と他責という言葉がよく出てきます。
自分の責任か?他人の責任か?
なのですが、自責は必ずしも「自分が悪い」ということではない。
他責のことは多々あるけれど、自分でできることはないか?という姿勢。
先週、研修でお世話になった企業様は、まさにこの要素がある企業様。
仕事をしていれば言いたいことはたくさんある。
文句は言ってもいい。
でもその中に「自分や自分たちでできたことはなかったな?」という振り返りが常に入る。
これがあるかどうか。
この差が劇的に大きいと思っています。
所詮、自分事でしか自分は成長しない。
言いたいことは言うけれど、やるべきことはちゃんとやりまっせ!
これこそが現実の「自責」かと・・・
それができる自分でありたいと思いながら今日も頑張ります・・・
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昨日、日曜日の朝は「きちんと伝えて組織や社会を変える!ジェンダー講座」に参加しました。
いつもお世話になっている大阪公立大学の巽真理子先生の講座です。
ジェンダーという言葉自体は、この仕事をしていると触れることが多々あります。
ただし、分かっているようで、分かっていない。
今回の講座でも話がありましたが、今の50代以上は間違いなく学んでいない。
その世代が世の中の管理職の多くを占めています。
でも今の若手社会人は学生時代に学んでいる方も多い。
このギャップは深刻で、だからこそ我々50代以上も学ばなくてはなりません。
ここで大事だと私も思っているし、講座でも出てきた話。
それは「アンコンシャスバイアス(無意識のバイアス、偏見)」はあるが、それ自体が悪いと思わないこと。
バイアスは残念ながらあります。
当然私にもある。
しかし、それがなかなか拭い去るのは難しい。
ただ、大事なことはそれを「認識」すること。
認識すればなんとかなる(かもしれない)。
認識していなければ、解決しようもない。
その際に私たちは「言語」によって考え方が形成されている。
その言語で考え方が規定されているなら、解決するのもやはり言語では?と思っています。
バイアスがあることに「言語」で気づかせる。
ちかい話の経験で、「自分たちが持つ固定概念」を「箍(たが)」で表現することをかつて学びました。
会社員当時、斬新なアイデアを出したいと思いながらも、そんなことは簡単には出てこない。
その際にアイデアが出やすくなる方法を学び、それは今も大いに活用しています。
ポイントは固定観念にとらわれて、新たな発想がでにくい状態を「箍」に縛られていると規定する。
すると、そのような場面にぶち当たった際に、「それって箍じゃないか?」と問いかける。
一見、ばかばかしいくらいの状況ですが、それでも「箍」という言葉をあえて使う。
それによって組織の空気が変わるかもしれない。
短くて簡単に表現できる言葉だから文化になりやすい。
では、アンコンシャスバイアスなら?
今回のワークで「アンコン」という言葉で表現されている方の話を伺いました。
これ良いです!
「それアンコンちゃいます??」と問う。
するといわれたほうも「あ・・・確かに」と思ってもらえるかもしれない。
この短い言語で表現することで周囲も気づきやすくなるかもしれない。
それを強く感じる勉強会でした。
みなさんで使いましょう!
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