みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
12月も実質の最終週。
そして、本メルマガも100回の記念号です。
今年、甲子園球場は100周年でしたが、100という数字はなんとも重みを感じます。
どんなことも継続することには意味がある、そう思って頑張ってまいります。
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さて、継続という点では、この仕事もそれなりに長くなってきますと、続けていることも増えてきます。
今週は約10年続けてきている、ある企業グループの次世代リーダー研修でした。
5回シリーズで20~25名の皆様と進めてきた研修の今年度の最終日。
毎年、選抜された皆様でメンバーは変わります。
しかし、10年続けているとかつての受講者の部下の方が受講者になることも。
お話を伺っていると、文化として継承してくださっていることがわかります。
ただし、単に続けているだけでは文化は継承されません。
大事なことは「しつこい」ことだと思っています。
リーダーはしつこくあるべき。
1回や2回伝えたからといってそれで浸透するほど世の中甘くはない。
何度も何度も伝える。
言い方は変えてもいいけれど、しつこく伝える。
前職のサラヤの創業者・更家章太(さらやしょうた)会長はほんとにしつこかった・・・
同じ話をなんどもなんどもされます。
独特の語り口、独特の表現で。
すると、社員は耳にタコができるくらい聞いていますから覚えます。
覚えるし、独特の語り口だからモノマネになる。
古株の社員はみんな会長のモノマネができる。
ということはその言葉が浸透している・・・
会長の思うつぼ・・・
でもこれで良いのだと思います。
これでこそ文化、カルチャー。
「また同じこと言ってるよ」
と思われたらいやだなあと思うこともありますが、そう思っているうちはまだまだ。
そんなこと気にしないくらいの良い意味での鈍感さ。
これ、大事なことですね。
しつこくありたいと思います。
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今、このメルマガを今週から開幕したラグビー・リーグワンの試合を見ながら書いています。
毎年、すこしづつルール変更などがありますが、今シーズンからはマウスピースにセンサーが入っていて、衝撃をセンシングできるようになっているとのこと。
そのセンサーの値によって、一時的にメディカルチェックを受けるようなシステムだそうです。
どんどん進化してIoT化、デジタル化していきますね。
これを見ていて、ふと思い出したのですが、以前からやってみたいこととして、プレゼン時の聞き手の視線や集中度合をセンシングできないかなと。
良い資料や良いプレゼンの場合、聞き手の視線や集中はどこに向かっているのか?
悪い場合はどうなのか?
悪いものを修正するとどう変わるのか?
この調査研究をやってみたい。
本当は理解度も含めて測定したいけど、少なくとも視線くらいならできそうです。
実はこれに近い観点で研究している方はおられます。
九州大学芸術工学研究院の冬野准教授の研究です。
↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1933/
ただし、この研究は聞き手がどこを見るか?ではなく話し手の視線です。
もちろんこれも大事。
その応用として逆の評価をしてみたい。
冬野先生の研究はJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の仕事をした際を知り、一度、打ち合わせをさせていただいたことがありました。
来年はこのような調査研究にもエネルギーを割きたいところです。
あと、来年は研修に演劇の要素を取り込みたいと思って、アクションを起こす予定です。
デジタルの進化もすごいですが、人間も進化せねば・・・
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冬至もすぎましたし、今年もあとわずか。
年始からしばらくはあっという間に時間が過ぎていきますので、しっかりと地に足つけて過ごしたいところです。
本当に納まるのか?と思いながらも年を納めて、来年に向かいたいところです。
みなさま、よき年末を過ごされますことを!
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