みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
ようやく暖かくなってきましたね。
今週は各地で桜が咲きそうな雰囲気です。
満開は来週でしょうけれど、華やかになるのは良いですね♪
さて、さて年度末の今週もスタートです!
*************************************************
この時期は年度末ということもあり、少々いつもと異なる仕事内容になったりします。
先週もプレゼン研修ではありましたが、講義は全くなしで、ひたすらフィードバックのみ、
という内容の研修を行っておりました。
こちらからすれば事前準備がないので、楽と言えば楽なのですが、完全アドリブなので当日はかなり神経を使います。
事前に内容を拝見することもあれば、全く見ないこともあります。
ただ、このフィードバックするつもりでプレゼンを聴く、ということ自体が大いに学びになります。
なので、私の研修ではできるだけ受講者同士でもフィードバックしていただきます。
では、どういう姿勢で聴いてもらうか?
そこを規定しておくことは大事です。
ポイントを意識せずに聴いても、
「よかったです」
「資料が見やすいと思いました」
というコメントが出てくるだけ。
それではダメなので、見るポイントを決めて聴かなくてはなりません。
まずは良いことと、もっとよくなる課題の両面で見ます。
なので、私はいつも白紙の紙を手元に用意して、最初に真ん中に縦線を入れます。
左が良いこと、右に課題とします。
次に視点としては3つ常に意識します。
すなわち、
・入り口で共感できるかどうか?(テーマにそうだそうだと思えるか?)
・話の全体像が早めにわかるかどうか?(いきなり詳細に入っていないか?)
・話し方はどうか?(特にスピード、間、使う言葉)
の3つ。
まずはこの3つを最初に見るようにします。
この3つで良い点があることも、課題が見つかることもあります。
あとはその隙間で気づいたことをどんどんメモする。
この姿勢で聴くことを習慣づける。
それは何もプレゼンだけではありません。
会議での報告、発表、会合のあいさつ、なんなら雑談まで。
常にフィードバックするつもりで(実際にするかどうか?は別として)聴く。
それが身につけば、それ自体がプレゼン力。
研修でもよくネタに使っていますが、免許更新時の30分程度の交通安全講和でさえ対象になります。
なので、必ず最前列で聴きます。
めっちゃメモとるのでかなり気持ち悪がられますが・・・
どこでも勉強できます・・・
*************************************************
受講者同士のフィードバック方法で最近よく用いている方法。
それが、すぐに目の前でフィードバックしてもらうのではなく、いったん聴き手とプレゼン者で分かれます。
プレゼン者が目の前にいない状況で「あのプレゼンどうだった?」と話し合ってもらう。
するとご本人がいないから非常に客観的にコメントしやすくなる。
生々しく言えば、言いたい放題言える。
その段階を挟んだ上で、プレゼンした方にフィードバックしていただく。
すると、非常に高い質のフィードバックがもらえます。
これお勧めです。
対面研修なら別部屋、もしくは別の仕切られたゾーンに移動してもらって話し合ってもらいます。
オンラインは楽で、ブレイクアウトルームを用意すればよい。
簡単にできますので、自社でやる場合もやってみてくださいませ。
*************************************************
週末にはプロ野球も開幕です。
忙しくなります・・・(何が?)
時間の有効活用力を身につけるチャンスと捉えておきたいと思います。
ご意見・ご質問、現状にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
株式会社Smart Presen ✉ info@smartpresen.com
〒541-0057 大阪市中央区北久宝寺町1-7-9 堺筋本町プラザビル705[MAP]