みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
今週はゴールデンウィークですので、月曜日ではなく、連休明けの本日配信とさせていただきました。
今年のGWは皆様、いかがだったでしょうか?
私はなかなか苦戦しながら書籍執筆と格闘しておりました・・・
さて、さて連休明けスタートです!
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GWの5月3日は定期的に参加させていただいている岡佐紀子先生の岡フェでワークショップでした。
今回は「概念思考」のワークショップ。
タイトルは非常に堅そうですが、非常に面白かったです。
講師はNPO法人Talking代表理事の日渡健介さん。
普段、研修をしていると、2つの観点で悩みます。
受講者の皆様からすれば「イメージが湧く」話が重要。
そのためエピソードは満載で提供します。
これは大事なこと。
ただ、一方で単なるエピソードで終わってしまってもダメ。
本質で理解してもらうことも重要。
有名な書籍「具体⇔抽象」トレーニングという本もありますが、この双方を考えることは重要。
その話とも大いに関連する「概念思考」。
最初に面白かったのが、参加者全員に「概念」とは?
という投げかけがなされ、参加者全員がそれを言語化します。
みなさん、それぞれ。
私は「骨組み、構造」だと思っています、と答えました。
そこから概念化の講義になるのですが、印象的だったフレーズが、
「具体的ではなく、体験できないものを扱う力」=概念化力
そして、「言葉そのもの」で捉えること。
普段、エピソードを語ることに慣れすぎると、言葉をどう言い換えるか?
に意識が向きがち。
それはそれで大事だけれど、言葉そのものを捉えることがおろそかになる気がします。
複数の要素からなる構造を言葉そのもので捉える。
そのためのトレーニングとして、何かしらのキーワードを3つの要素で表現する、ということを実践しました。
これは研修にすぐに活かせそう。
今回は「対立」というキーワードでみなさんで取り組みました。
皆様は、「対立」という言葉を3つの要素に分解するとしたらどう表現されるでしょうか?
ここもほんとに人ぞれぞれ!
ちなみに私は、
・立場
・利害
・不一致
の3つで考えました。
仮に3名で考えたとすると、その3名にそれぞれの3つがある。
当然、共通するものもあればそうでないものもある。
これはどれが正しいか?ではなく、それぞれの頭の中を見える化することに有効で、
かつ、自己開示(自分でも気づいていない)の題材としても良いですね。
アイスブレイクでこのようなワークショップをしておくと、それぞれの考えのバックボーンが分かる。
こういうトレーニングを積んでおくと、本質を考えるのに有効だと思いました。
このあたりができないと哲学書は読めないでしょうね。
ちなみに、うちの17歳児は今、哲学書にはまっていて、学ランのポケットからカントの「純粋理性批判」が出てきます。
息子に言わせると、
「わけのわからん哲学書を読むと、英語力が上がる。」
だそうです。
なぜかというと、何が主語なのか?述語はどれか?これは肯定なのか?否定なのか?
ということを見抜こうとする力が養われるそうです。
これが英語に役立つと・・・
確かにこれも「言葉そのもの」を理解していることに繋がっているのかもしれません。
うまく研修に取り込んでみたいと思います。
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先週はプロフィール写真の撮影をしていただきました。
風貌が変わると自分でも自分を見たくないのですが、そうも言っておられません。
仕事柄、人前に出るわけなので、乗り越えねば・・・
幸い、非常に素敵な写真を撮っていただけましたので、HPやSNSなどの写真を用意出来次第変更してまいります。
では、連休明けも良き週になりますことを!
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