みなさま、おはようございます。
スマートプレゼンの新名です。
6月に入りました。
まだ暑さはマシかな、というところですがそろそろ本格的な暑さが来るでしょうか?
その前に梅雨?
今月はインターネットラジオのゆめのたね「となりのみなみさんとはなそ!」に出演させていただきます。
6月の水曜日 12:00~12:30 (4日と11日が同じ内容、18日と25日が同じ内容です)のお昼時!
パーソナリティはキャリアコンサルタントの南有美さん。
お昼ごはん食べながら是非お聴きください!
↓
https://www.yumenotane.jp/tonarino-minamisan
そんなこんなで、今週もスタートです!
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歴史ものの小説を読む話はちょこちょこしておりますが、人気の戦国時代は実はあまり読んでいません。
しかし、めずらしくその時代ものを読んでみました。
きっかけは昨年から滋賀県に関わることが増えたので、滋賀にまつわる書物を読もうとなったこと。
まずは本屋大賞の「成瀬は天下を取りに行く」と「成瀬は信じた道を行く」を。
現在の大津、膳所が舞台で非常に面白かったです。
で、次にと思って探したところ、直木賞受賞作品の「塞王の盾」(今村翔吾)に行きつきました。
結論、めちゃくちゃ面白い。
戦国末期の大津が舞台。
戦国物は基本的に主役は武士。
しかし、この作品では武士は脇役で、主役は職人。
石垣づくりのプロ集団・穴太衆(あのうしゅう)が主役です。
今のJR比叡山坂本駅から山側に登ると比叡山へのケーブルカーがありますが、そこが本拠地。
先日、滋賀医大に仕事で行った際に寄り道しましたが、今も多くの石垣が見られます。
日本の城の多くの石垣はこの穴太衆の手によるもの。
この石垣が「盾」。
いっぽう、近江には鉄砲職人の国友衆(くにともしゅう)も存在します。
こちらが「矛」。
この職人同士の戦いが大津城の籠城戦で繰り広げられます。
見ようによっては軍需産業。
しかし、その根本にあるのは「戦の時代を終わらせるのが自分たちの技」だというプライド。
絶対に崩すことのできない石垣があるから戦が無くなるのか?
絶対に城を守ることができないような大筒があるから戦が無くなるのか?
手段が異なるだけで、目的は同じ。
これ、交渉の研修でいつも申し上げている、
「意見は対立したとしても、その背景には必ず共通するものがある」
ということと実に整合します。
物語の結末はネタバレになってしまったらよくないので記載を控えますが、まさに矛と盾の矛盾の勝負。
しばし、今村翔吾さん作品を読む時期が続きそうです。
このサイト見たら、現地に行きたくなりますね。
https://historical.biwako-visitors.jp/saioh/
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先週の日曜日は大学時代の同級生で臨床心理士にして、クラッシックの歌手という二刀流・小石亜希子さんのコンサートに行ってきました。
普段、講師活動もされているだけに、歌と共にトークも満載。
特に音楽家同士の関係性についての解説が必ず入るので興味津々です。
そもそもバロック時代とはなんなのか?
意味合いは「ゆがんだ真珠」だそうです。
均整と調和のとれたルネサンス様式に対し、自由な感動表現、動的で量感あふれる装飾形式が特色だからですね。
また、ヘンデル → ベートーヴェン → シューベルト → リスト
がどのような関係性になっていて、どのような感情がそこにあるのか?
こんな話はじめて聞きました。
エピソード記憶は長期記憶であり、かつ関心の持ち方が大きく変わります。
事実を事実だけで語るのではなく、関係性で語る。
パンフレットには「作曲家たちの心のバトン」と表現されていました。
音楽会のパンフレットに、たくさんメモ書きするなんて普通ないですよね(笑)
セミナーみたい・・・
会場には大学の同級生や先輩後輩もおられたので、終了後みなさんで飲みに行きましたが、
「新名君、途中でボールペン出してメモしとったな」
とみられていました(笑)
あらためてエピソードで語る重要性を認識できました。
6月28日(土)には名古屋公演があるので、東海方面の方は是非♪
「天からの贈り物 2025 名古屋」
https://peatix.com/event/4297358?lang=ja-jp
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今週もあちこち参りますが、雨が降りませんように・・・
でも梅雨が近づいていますから降った方が良いのではありますが。
今週も良き週になりますことを!
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